View source for CrudeDrug:Aurantii Nobilis Pericarpium

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==Picture==
{{CrudeDrug/AlpsPic|
|1= Citrus Unshiu Peel (チンピ)
|2= colspan=2& 1. China Zhejiang 浙江：黄岩 && 2. China Chengdu 成都 <BR> colspan=2& 3. China Zhejiang 浙江：寧波 && 4. China Guangxi 広西 <BR> 5. China Zhejiang 浙江：温州 && 6. China Fujian 福建 && 7. Japan Ehime 愛媛
|3= colspan=2& 8. China Hubei 湖北 （陳皮糸） && 9. China Guangxi 広西 （陳皮糸） <BR> 10. Japan 日本 （和橘皮） && 11. China Zhejiang 浙江 （唐橘皮） && 12. Japan 日本 （和橘皮） <BR> colspan=2& 13. Japan 日本 （温州 青皮） && 14. China 中国 （青皮） 
}}

{{CrudeDrug
|nameJ=チンピ 
|nameC=陳皮 
|nameE=Citrus Unshiu Peel
|speciesL=&&Citrus unshiu Markovich && Citrus reticulata Blanco
|speciesJ=マンダリン、タンジェリン、ウンシュウミカン
|speciesC=温州蜜柑
|speciesE=Mandarin, Orange, Tangerine
|genusJ=ミカン属
|genusE=Citrus
|familyJ=ミカン科
|familyE=Rutaceae
|partUsedJ=果皮
|propertyJ=本品は形が不ぞろいの果皮片で、厚さ約2mmである。外面は黄赤色～暗黄褐色で、油室による多数の小さなくぼみがある。内面は白色～淡灰黄褐色である。質は軽くてもろい。
本品は特異な芳香があり、味は苦くて、わずかに刺激性である。
|constituentJ=ヘスペリジン、ナリンギン、ノビレチン、リモネン、シネフリン、ペクチン、クエン酸
|constituentE=hesperidin, naringin, nobiletin, limonene, synephrine, pectin, citric acid
|testJ=マグネシウム・塩酸反応：本品の粉末0.5gにメタノール10mLを加え、水浴上で2分間加温した後、ろ過する。ろ液5mLにリボン状のマグネシウム0.1g及び塩酸1mLを加えて放置するとき、液は赤紫色を呈する。
|pharmacopeiaJ=1550
|effectJ=（芳香性、苦味）健胃、鎮咳、去痰、制吐
|usageJ=食欲不振、嘔吐、瀉下、疼痛、咳嗽などに応用する。肺、脾の気分に入る。上中の二焦に適用する。
|links= sm-sun:syou-ta/tinpi&&tsumura:tinpi&&uchida:chinpi
|dryingLoss=13.0 %以下（6時間）
|ashContent=4.0 %以下
|AIA=
}}

{{CrudeDrug/Text
|3 = 記載なし
|4 = 記載なし
|5 = 記載なし
|6 = 記載なし
|7 = 【薬効】 〔薬理〕 (略)。	【適用】 芳香性健胃薬として消化不良、嘔気、しゃっくりなどに、また発汗、去たん薬として感冒に用いられるほか、浴湯料にもする。漢方では健胃、鎮嘔、鎮咳の目的で方剤に配合する。	D-592
|8 = 【適用】 主として漢方処方用薬である。また、粉末を芳香健胃薬として配合剤 (胃腸薬) の原料とする (略) 。	漢方方剤: (略)	D-608
|9 = 【本質】 生薬、健胃薬	【適用】 主として漢方処方用薬である。健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に比較的高頻度で配合されている。また、粉末を芳香健胃薬として配合剤 (胃腸薬) の原料とする (略)。	漢方処方: (略)	D-644
|10 = 【適用】 主として漢方処方用薬である。健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に比較的高頻度で配合されている。また、粉末を芳香健胃薬として配合剤 (胃腸薬) の原料とする (略)。	漢方処方: (略)	D-647
|11 = 【適用】 主として漢方処方用薬である。健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に比較的高頻度で配合されている。また、粉末を芳香健胃薬として配合剤 (胃腸薬) の原料とする (略)。	漢方処方: (略)	D-727
|12 = 【適用】 主として漢方処方用薬である。健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に比較的高頻度で配合されている。また、粉末を芳香健胃薬として配合剤 (胃腸薬) の原料とする (略)。	漢方処方: (略)	D-774
|13 = 【適用】 主として漢方処方用薬である。健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に比較的高頻度で配合されている。また、粉末を芳香健胃薬として配合剤 (胃腸薬) の原料とする (略)。	漢方処方: (略)	D-469
|14 = 【適用】 主として漢方処方用薬である。健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に比較的高頻度で配合されている。また、粉末を芳香健胃薬として配合剤 (胃腸薬) の原料とする (略)。	漢方処方: (略)	D-572
|15 = 香りによる健胃作用を期待して用いられる（P. 93）。
|19 = 記載なし	（P297に橙皮の記載あり）
|20 = 記載なし
|21 = 記載なし
|22 = 記載なし
|23 = 記載なし
|24 = 正P207: 昔は気を発散せしめ、食欲及び消化を催進し、嘔吐を制止するに用ひし健胃苦味薬にして、一回の用量一乃至二グラムとす。脱汗及び盗汗には禁忌なり。
|25 = P173: 芳香性健胃薬とす。
|26 = 記載なし
|27 = 記載なし
|28 = 記載なし
|29 = 記載なし
|30 = P121: 健胃、鎮咳、?痰に用いる。
|31 = 効能の記載なし。P121。
|32 = P116（トウヒの類似植物の項に記載）: ミカン類の果皮を陳皮と称し漢方で健胃、鎮咳、去痰、鎮嘔剤に用いる。
|33 = P90: 健胃、鎮咳、去痰、鎮嘔剤
|34 = 記載なし
|35 = P143（トウヒの項）: 芳香薬、苦味芳香健胃薬。
|36 = P154、400: 芳香性健胃薬
|37 = 記載なし
|38 = 記載なし
|39 = P134: 漢方では健胃、駆風、鎮咳、去痰の目的で方剤に配合する。　芳香性健胃薬として食欲不振、消化不良、嘔気、しゃっくりなどに、また発汗、去痰薬として感冒に用いられるほか、浴湯料にするなどの民間的使用が多い。
|40 = P90: 芳香性健胃薬として消化不良、胃炎、嘔気、しゃっくりに、また発汗薬、鎮咳去痰薬として感冒に用いられる。　魚毒、咽にトゲをさした時、痰のきれない時の民間療法にも用いられる。
|41 = P75: 芳香性健胃薬として消化不良に、はきけ、しゃっくりに、発汗、鎮咳去たん薬として風邪に、漢方処方のつぎのものに配剤される。二陳湯など。
|42 = P65: 鎮咳、鎮吐、健胃、利尿
|43 = P196: 芳香性健胃薬、発汗去痰薬、浴湯料。漢方では健胃、鎮嘔、鎮咳を目標に用いる。
|44 = P284: 漢方で理気薬(悪心、嘔吐、腹が張る、粘稠な白痰が多い咳などに)として処方。芳香性健胃薬として家庭薬製剤に配合。
|45 = 効能の記載なし	P157
|46 = P330: 漢方で理気薬(悪心、嘔吐、腹が張る、粘稠な白痰が多い咳などに)として処方。芳香性健胃薬として家庭薬製剤に配合。
|47 = P162: 粉末を芳香性健胃薬とする。漢方では健胃、鎮咳、去痰、鎮嘔を目標に用いる。温胆湯、?香正気散、清肺湯、平胃散、補中益気湯など。
|48 = P273: 芳香性健胃、発汗、去痰薬。
|49 = P162: 粉末を芳香性健胃薬とする。漢方では健胃、鎮咳、去痰、鎮吐を目標に用いる。
|50 = P72: 芳香健胃消化薬、鎮咳、去痰薬として漢方方剤に配合。
|51 = P214: 漢方処方用薬(健胃消化薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方に配合)。芳香健胃薬。
|52 = 記載なし
|53 = P273: 芳香性健胃、発汗、去痰薬。
|54 = P191: 芳香性健胃薬、発汗去痰薬、浴湯料。漢方では健胃、鎮嘔、鎮咳を目標に用いる。
|55 = P198: 粉末を芳香性健胃薬とする。漢方では健胃、鎮咳、去痰、鎮嘔を目標に用いる。温胆湯、?香正気散、清肺湯、平胃散、補中益気湯など。
|56 = P154: 健胃、去痰、発汗
|57 = P228: 健胃消化、鎮咳去痰薬とみなされる漢方処方に配合されており、消化器系に対する作用や抗アレルギー作用などが証明されている。
|58 = P89: 健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合される。粉末を芳香性健胃薬として配合剤・胃腸薬の原料とする。配合処方: 胃苓湯、香蘇散、人参養栄湯、茯苓飲、平胃散、補中益気湯など。
|59 = P48: 胸腹部の膨満、不快な状態を去り、咳を止める。腹満、嘔吐、下痢、食欲不振、咳、小児喘息に応用する。陳皮のほうが作用が緩和である。処方例: 枳実、陳皮の両方を配合するもの: 温胆湯、五積散、茯苓飲。陳皮を配合するもの: 胃苓湯、?香正気散、香砂養胃湯、香蘇散、人参養栄湯、平胃散、補中益気湯、六君子湯
|60 = P35: 鎮咳、鎮嘔、健胃などを目的として漢方に処方される。芳香性健胃薬として粉末を胃腸薬に配合するほか、去痰や発汗薬、浴湯料としても利用される。
|61 = P168: （略）芳香性健胃薬とする。
|62 = P191: 粉末を芳香性健胃薬とする。漢方では、胃腸機能を調え気を調和する、湿を除き去痰する薬能がある。胸腹部の膨満感、食欲不振、嘔吐、しゃっくり、痰を伴う咳嗽などを主治する。健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされる漢方処方に配剤される。
|63 = P75: 芳香、苦味健胃、鎮咳。漢方では、健胃、利尿、鎮咳、去痰のために用いられる。
|64 = P70: 芳香性苦味健胃、鎮咳、去痰、鎮嘔、発汗作用。香辛料。漢方処方: 抑肝散加陳皮半夏など
|65 = P165: 芳香性健胃、発汗、去痰薬。（中）行気薬。方剤: 胃苓湯、香蘇散、神秘湯、二陳湯、二朮湯、平胃散、補中益気湯、茯苓飲、六君子湯など
|66 = P360: 特有の芳香と苦味を有し、芳香苦味健胃薬として用いられている。健胃、鎮咳・去痰を目的とした漢方処方に配合されている。
|67 = P158: 芳香健胃、鎮咳去痰薬として漢方薬、家庭薬に配合されることが多い。
|68 = P255: 芳香健胃薬とするほか、非常に多くの漢方処方に配合。
|73 = P582: 芳香性健胃、去痰
|74 = P149: 健胃、鎮咳
}}