Aritalab:Lecture/JSBi/Test/Math

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=確率・統計=
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=確率=
  
===分散と共分散・相関===
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* [[Aritalab:Lecture/Basic/Expectation|期待値と分散について]]
分散とは一つのデータ集合におけるばらつきの度合いであり、共分散は二組の対応するデータ間がばらつく度合いである。
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共分散の定義は
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=分布=
:<math>Cov(X,Y)=E[(X-E[X])(Y-E[Y])]</math>
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* [[Aritalab:Lecture/Basic/Distribution|分布について]]
となる。
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XとYに関して対称に定義されていて、XとYのばらつきの傾向が似ていれば大きな正の値になり、似ていなければ大きな負の値になる。
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=統計・推定=
共分散をXの標準偏差とYの標準偏差で割ったものが相関係数である。
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母集団から無作為に抽出された標本集団から、もとの母集団を統計的に推し量ることを推定という。
:<math>\textstyle Corr(X,Y)=\frac{Cov(X,Y)}{\sqrt{V[X]}\sqrt{V[Y]}}</math>
+
===回帰分析===
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従属変数(近似したい値、目的変数ともいう)と説明変数(近似に用いるデータ)の関係を統計的に推定することを回帰分析という。
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1個の説明変数から1個の従属変数を予測する場合を単回帰、説明変数を複数用いる場合を重回帰という。
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従属変数を<i>y</i>、説明変数を<i>x</i>とすると
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:<math> y_i = a_{i1}x_{i1} + a_{i2}x_{i2} + ... a_{ij}x_{ij}</math>
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の形でパラメータ<i>a_{ij}</i>を最小二乗法で決定する線形回帰が一般的。
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==点推定と区間推定==
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標本の値から、母集団の平均値や分散を予測することを点推定(数値を点として予測)と呼び、その推定がどれ位ずれているかを区間推定と呼ぶ。

Latest revision as of 15:35, 24 May 2011

Contents

[edit] 確率

[edit] 分布

[edit] 統計・推定

母集団から無作為に抽出された標本集団から、もとの母集団を統計的に推し量ることを推定という。

[edit] 回帰分析

従属変数(近似したい値、目的変数ともいう)と説明変数(近似に用いるデータ)の関係を統計的に推定することを回帰分析という。 1個の説明変数から1個の従属変数を予測する場合を単回帰、説明変数を複数用いる場合を重回帰という。 従属変数をy、説明変数をxとすると

 y_i = a_{i1}x_{i1} + a_{i2}x_{i2} + ... a_{ij}x_{ij}

の形でパラメータa_{ij}を最小二乗法で決定する線形回帰が一般的。

[edit] 点推定と区間推定

標本の値から、母集団の平均値や分散を予測することを点推定(数値を点として予測)と呼び、その推定がどれ位ずれているかを区間推定と呼ぶ。

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