SGMJ GenderQuestionnaire
From Metabolomics.JP
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− | | '''性別''': 8割が男性 || '''年齢''': | + | | '''性別''': 8割が男性 || '''年齢''': 20-30代が中心 || '''結婚歴''': 男性 || '''結婚歴''': 女性 |
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|{{#graph:pie|size=200x120;margin=0,0,0,0;title=;legend=0x0.4;label=;men=46;women=12}} | |{{#graph:pie|size=200x120;margin=0,0,0,0;title=;legend=0x0.4;label=;men=46;women=12}} | ||
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− | |colspan="3"| | + | |colspan="3"|今回の回答者は若年層が多く男性46人に対し女性12人でした。結婚比率は男性と女性とで、ほぼ変わりませんでした。 |
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− | | | + | |yesの内訳は、1人=9, 2人=14, 3人=1, 無回答=2 |
− | |colspan="2"| | + | |colspan="2"|子供を持つことを躊躇しないのは男性のみで、女性でそう答えた人は0人でした。選択肢は「(ア)しない (イ)多少する (ウ)かなり躊躇する (エ)わからない」であり、男性に比較して女性が子供を躊躇する傾向がはっきり出ています。ここまでは全員が回答してくれています。 |
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|{{#graph:pie|size=250x120;margin=0,50,0,0;title=;legend=0x0.5;label=;good=8;can_improve=8}} | |{{#graph:pie|size=250x120;margin=0,50,0,0;title=;legend=0x0.5;label=;good=8;can_improve=8}} | ||
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− | |colspan="2"| | + | |colspan="2"| 育休利用について答えた人は男性31人、女性10人。男性で「利用したい」と答えた人も多い(11人)ですが、「利用しない」と答えた比率は女性に比べ多くなっています。 |
− | | | + | |育児休業を利用した人の満足度は、「十分」と「もっと取りたい」がちょうど8人ずつでした。男女に差はありませんでした。 |
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− | |''' | + | |'''育休支援の方法''' |
+ | |{{#graph:hgbar|size=200x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0.6x0;label=;1=8;2=15;3=31;4=29;5=1}} | ||
+ | |選択肢は「(1)経済的サポート(2)業績評価における対応(3)ポジションの維持(4)職場の理解、雰囲気 | ||
+ | (5)その他コメント」です。「PIだと現実的に長時間場を離れられない」「とりわけ上司の理解が重要」というコメントがありました。男女で選び方に違いはありませんでした。 | ||
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+ | |'''日中の子供の世話''':男性 | ||
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+ | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0.7x0.4;label=;myself=2;family=1;sitter=0;nursery=3;other=1}} | ||
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+ | |colspan="2"|選択肢は「(ア)自分(イ)家族(ウ)ベビーシッター(エ)認可保育所(オ)認可外保育所」でシッターの利用者は0人でした。女性は自分で面倒をみる比率が高く、家族に頼っていない状況が伺えます。(ただし回答者数は男性25人、女性7人です。) | ||
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+ | |'''小学生の下校後の世話''':男性 | ||
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+ | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0x0.0;label=;myself=7;family=13;nursery=3;lesson=0;home=0}} | ||
+ | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0x0.0;label=;myself=1;family=1;nursery=3;lesson=0;home=2}} | ||
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+ | |colspan="2"|選択肢は「(ア)自分(イ)家族(ウ)学童保育、認可保育所(エ)習い事、塾(オ)留守番」でした。回答数はほぼ変わりませんが、小学生になると男性も子供の面倒をみるようになります。習い事や塾にいかせるという回答は男女とも0人でした。留守番と答えた人は女性研究者しかいませんでした。 | ||
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|'''保育室の利用''':男性 | |'''保育室の利用''':男性 | ||
|'''保育室の利用''':女性 | |'''保育室の利用''':女性 | ||
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− | + | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0x0.5;label=;often=3;sometimes=1;no=13;unavailable=5}} | |
− | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0x0.5;label=;often= | + | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0.6x0.5;label=;often=0;sometimes=1;no=2;unavailable=4}} |
− | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0.6x0.5;label=;often= | + | |
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− | + | |colspan="2"|学会において保育室をよく利用する女性研究者は0人でした。男性研究者のほうに利用者が多い結果でした。学会の保育室というのはあまり機能していないのかもしれません。 | |
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|'''研究時間の減少率''':女性 (%) | |'''研究時間の減少率''':女性 (%) | ||
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− | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0x0. | + | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0x0.2;label=;10_or_less=13;10-30=10;30_or_more=3}} |
− | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0.6x0. | + | |{{#graph:pie|size=250x150;margin=0,50,0,0;title=;legend=0.6x0.6;label=;10_or_less=1;10-30=2;30_or_more=5}} |
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− | | | + | |colspan="2"|女性研究者のほうが、研究時間を大きく失っている結果が得られました。男性の4割は研究時間の減少が10%未満という結果にもなっています。 |
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Revision as of 02:47, 4 October 2011
男女共同参画委員によるアンケート結果
回答者 58名
性別: 8割が男性 | 年齢: 20-30代が中心 | 結婚歴: 男性 | 結婚歴: 女性 |
今回の回答者は若年層が多く男性46人に対し女性12人でした。結婚比率は男性と女性とで、ほぼ変わりませんでした。 |
子供の有無: 半数弱が子供あり | 子供を躊躇するか: 男性 | 子供を躊躇するか: 女性 |
yesの内訳は、1人=9, 2人=14, 3人=1, 無回答=2 | 子供を持つことを躊躇しないのは男性のみで、女性でそう答えた人は0人でした。選択肢は「(ア)しない (イ)多少する (ウ)かなり躊躇する (エ)わからない」であり、男性に比較して女性が子供を躊躇する傾向がはっきり出ています。ここまでは全員が回答してくれています。 |
育児休業の利用: 男性 | 育児休業の利用: 女性 | 育児休業期間 |
育休利用について答えた人は男性31人、女性10人。男性で「利用したい」と答えた人も多い(11人)ですが、「利用しない」と答えた比率は女性に比べ多くなっています。 | 育児休業を利用した人の満足度は、「十分」と「もっと取りたい」がちょうど8人ずつでした。男女に差はありませんでした。 |
育休支援の方法 | 選択肢は「(1)経済的サポート(2)業績評価における対応(3)ポジションの維持(4)職場の理解、雰囲気
(5)その他コメント」です。「PIだと現実的に長時間場を離れられない」「とりわけ上司の理解が重要」というコメントがありました。男女で選び方に違いはありませんでした。 |
日中の子供の世話:男性 | 日中の子供の世話:女性 |
選択肢は「(ア)自分(イ)家族(ウ)ベビーシッター(エ)認可保育所(オ)認可外保育所」でシッターの利用者は0人でした。女性は自分で面倒をみる比率が高く、家族に頼っていない状況が伺えます。(ただし回答者数は男性25人、女性7人です。) |
小学生の下校後の世話:男性 | 小学生の下校後の世話:男性 |
選択肢は「(ア)自分(イ)家族(ウ)学童保育、認可保育所(エ)習い事、塾(オ)留守番」でした。回答数はほぼ変わりませんが、小学生になると男性も子供の面倒をみるようになります。習い事や塾にいかせるという回答は男女とも0人でした。留守番と答えた人は女性研究者しかいませんでした。 |
保育室の利用:男性 | 保育室の利用:女性 |
学会において保育室をよく利用する女性研究者は0人でした。男性研究者のほうに利用者が多い結果でした。学会の保育室というのはあまり機能していないのかもしれません。 |
研究時間の減少率:男性 (%) | 研究時間の減少率:女性 (%) |
女性研究者のほうが、研究時間を大きく失っている結果が得られました。男性の4割は研究時間の減少が10%未満という結果にもなっています。 |