Species:Daucus
From Metabolomics.JP
Scientific Classification (based on APG-II and Taxonomicon) | |
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division Jpn. 門 | Tracheophyta 維管束植物門 |
class Jpn. 綱 | Magnoliopsida モクレン綱 |
subclass Jpn. 亜綱 | Asteridae キク亜綱 |
order Jpn. 目 | Apiales セリ目 |
suborder Jpn. 亜目 | [[:Category:|]] |
infraorder Jpn. 下目 | [[:Category:|]] |
parvorder Jpn. 小目 | [[:Category:|]] |
superfamily Jpn. 上科 | [[:Category:|]] |
family Jpn. 科 | Apiaceae セリ科 |
subfamily Jpn. 亜科 | Apioideae |
tribe Jpn. 族 | Scandiceae |
subtribe Jpn. 亜族 | Daucinae |
genus Jpn. 属 | Daucus |
Contents |
Scientific Names and Images 学名と画像
With permission from Shigenobu AOKI (Botanical Garden). Japanese names are links to pictures. (和名が画像へのリンク)
- Daucus carota ニンジン(人参)
- English Common Names
- Queen Anne's Lace&Carrot&carrot
- Japanese Common Names
- ニンジン
Family/Genus Description
For comprehensive information, visit Daucus page. (BY Shigeharu Okamoto)
- Daucus carota;Daucus gingidium
&セリ科 ノラニンジン carrot; wild carrot; Queen Anne's lace; queen's-lace; devil's-plague ユーラシア原産の、一・二年草。主根は紡錘形で白色。葉は互生し2~3回羽状複葉。複散形花序に白色の小さな花がつく。ニンジンが野生化したものといわれ、世界各地に広く帰化している。 &Daucus carota var.sativus;Daucus carota ssp.sativus &セリ科 ニンジン(人参);ナニンジン;ハタニンジン;セリニンジン carrot; cultivated carrot 主根は肥大して多肉質になり、野菜として食用にされる。
Edibility, Medicinal Usage (食品,薬品用途)
For comprehensive information, visit Daucus page. All genera with edibility information is here. (BY Shigehiko Kanaya)
- Daucus carota
- 生食(ミニキャロット) 健胃薬(古代ギリシア時代) [1]東洋系(五寸ニンジン),金時群,唐湊群,滝野川大長群;[2]西洋系(三寸ニンジン),二寸群,三寸群,五寸群,ロングオレンジ郡,ダンヴァーズ群,パリジェンヌキャロット,ナンテス系,フォーシング型[原産]ユーラシア原産、アフガニスタンのヒマラヤ、ヒンズークシ山麓から根菜としての栽培化が始まり、ヨーロッパに広がった(東洋系)。古代ギリシアで薬用として栽培されたものは、根が枝分かれしていた。円錐形のニンジンは西暦1000年頃に小アジアで誕生したと推定されている。この単根タイプのニンジンは、12世紀にヨーロッパに侵入したムーア人によってイベリア半島に持ち込まれ、14世紀には北西ヨーロッパ、15世紀にはイギリスに伝わった。マルガリタ島(ベネズエラ)には、1565年に栽培された記録がある。「本草書」(英国、ジョン・ジェラード著,1597)には、黄色と調理をすると褐色に変わる紫色のものが記載されている。16世紀には朱色のニンジンはなかった。紫色は、根中に含まれるアントシアニンによる発色による。現在の朱色円錐形のニンジンは、オランダで18世紀に作り出された。[日本伝来]中国には元代(1271-1368)、西域(胡)を経て伝わった。日本には、中国福建省から入ったと推定されている。日本では、京都、大阪、博多、天竜川流域が産地となった。「長崎見聞録」(1888)に「洋角人参」「玉人参」と記載されている。前者を「五寸ニンジン」、後者を「三寸ニンジン」をさす。 出典:大場秀章、サラダ野菜の植物史、新潮選書(2004)