CrudeDrug:Coptidis Rhizoma/Abstract

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黄連 (Coptidis Rhizoma)

越前黄連:セリバオウレン Coptis japonica Makino var. dissecta Nakai
因州黄連:セリバオウレン Coptis japonica Makino var. dissecta Nakai
丹波黄連:セリバオウレン Coptis japonica Makino var. dissecta Nakai
越前黄連:セリバオウレン Coptis japonica Makino var. dissecta Nakai
加賀黄連:キクバオウレン Coptis japonica Makino var. japonica Satake
加賀黄連:キクバオウレン Coptis japonica Makino var. japonica Satake
味連:Coptis chinensis Franch
味連:Coptis chinensis Franch
雅連:Coptis deltoidea C.Y. Cheng 四川省峨嵋山
雅連:Coptis deltoidea C.Y. Cheng 四川省峨嵋山

黄連はキンポウゲ科のオウレン Coptis japonica Makino などの根茎を基原とする。根茎が連珠のような形態で色が黄色いことから黄連の名がついた。日本では古くから山の林間を利用した山栽培が行なわれ、民間薬にも使われた生薬で、過去には中国にも輸出されたことがある。しかし近年、日本の生産農家が減少し、日本市場において日本産はわずかに流通するのみであり、中国産が大半を占める。 黄連の成長は1節1年といわれ、根茎が珠を連ねたように長くなるには、長い年月が必要である。 オウレンは葉が出る前の春先に茎を伸ばした先に花が咲き、その後葉が出てくる。 (出典:栃本天海堂創立60周年記念誌)

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