Species:Dyckia

Japanese Common Names: シマケンザン

Scientific Classification (based on APG-II and Taxonomicon)
division Jpn. 門	Tracheophyta 維管束植物門
class Jpn. 綱	Liliopsida ユリ（単子葉植物）綱
subclass Jpn. 亜綱	Commelinidae ツユクサ亜綱
order Jpn. 目	Poales イネ目
suborder Jpn. 亜目	[[:Category:\|]]
infraorder Jpn. 下目	[[:Category:\|]]
parvorder Jpn. 小目	[[:Category:\|]]
superfamily Jpn. 上科	[[:Category:\|]]
family Jpn. 科	Bromeliaceae パイナップル科
subfamily Jpn. 亜科	[[:Category:\|]]
tribe Jpn. 族	[[:Category:\|]]
subtribe Jpn. 亜族	[[:Category:\|]]
genus Jpn. 属	Dyckia

Information

For comprehensive information, visit Dyckia page. (BY Shigeharu Okamoto)

パイナップル科【属名】ディッキア属 dyckia 67種があり、ブラジル・ボリビア・パラグアイ・ウルグアイ・アルゼンチン北部に分布する。すべて地生種で、高さ10～150cm。葉はロゼットを形成し、剣状で厚くかたく、縁に鋭い鋸歯がある。多肉植物として扱われる。

パイナップル科シマケンザン sawblade ブラジル中部以南に分布。ロゼットは径20～25cm、高さ8cm。葉は長三角形で非常にかたく、長さ10～15cm、上面は鮮緑色でろう質の光沢があり、下面は縦線が走り、白粉を密布する。鋸歯はまばらで鋭い。

パイナップル科ディッキア・フリギダブラジルのパラナ州に分布。葉は50～60個つき、剣状で長さ30～50cm、上面は鮮緑色でろう質の光沢があり、下面は緑褐色で白色の小鱗片に覆われる。鋸歯は角状で黒褐色。

パイナップル科ディッキア・レプトスタキアブラジル南部・パラグアイ・アルゼンチン北部に分布。葉は15個あり、細い剣状か鎌状で、長さ25～40cm、上面は鮮緑色～赤褐色で無毛、下面は白色の鱗片で覆われる。鋸歯はまばらにつき、茶色で鋭い。

パイナップル科ディッキア・マリティマブラジル南部産。葉は70～80個つき、長さ30～120cm、非常に厚くかたい。鋸歯はまばらにつき、茶色で鋭い。花は鮮黄色。

パイナップル科ディッキア・プリンケプスブラジル中部産。葉は多く100個に達することもある。剣状で厚く、長さ45cm、上面は暗緑色でろう質、下面は灰色の縦線がある。鋸歯は褐色で長さ6mm。花は鮮黄色。

パイナップル科ホソバシマケンザンブラジル中部産。葉は30～40個、剣状で長さ15～23cm、上面は無毛で緑色、下面は銀白色の鱗片が密布する。鋸歯はまばらにつき、小さく褐色。花は鮮橙黄色。

パイナップル科ディッキア・レモティフロラブラジル中部以南・ウルグアイ・アルゼンチン北部に分布。葉は長さ7～30cm、かたく矛状で強く反転する。鋸歯は鋭い牙状。花は黄色～オレンジ色。