Kampo:Keishibukuryogan
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|sho=体力中等度もしくはそれ以上の人で、のぼせて赤ら顔のことが多く、下腹部に抵抗・圧痛を訴える場合に用いる。。【*お血】に伴う諸症状に用いる。<br/>1.頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、足の冷えなどを伴う場合<br/>2.無月経、過多月経、月経困難など月経異常のある婦人*お血:漢方の一概念で主として婦人科疾患、出血性疾患などに起こり、静脈系のうっ血、出血などに関連した症候群をいう。 (日本医師会発行、医薬品カードより)  | |sho=体力中等度もしくはそれ以上の人で、のぼせて赤ら顔のことが多く、下腹部に抵抗・圧痛を訴える場合に用いる。。【*お血】に伴う諸症状に用いる。<br/>1.頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、足の冷えなどを伴う場合<br/>2.無月経、過多月経、月経困難など月経異常のある婦人*お血:漢方の一概念で主として婦人科疾患、出血性疾患などに起こり、静脈系のうっ血、出血などに関連した症候群をいう。 (日本医師会発行、医薬品カードより)  | ||
|indication=<ol><li>Dysmenorrhea<li>Endometriosis<li>Disfunctional uterine bleeding<li>Irregular menstruation<li>Leiomyoma of the uterus<li>Menopausal syndrome<li>Sterility<li>Low back pain<li>Hemorrhoids</ol>  | |indication=<ol><li>Dysmenorrhea<li>Endometriosis<li>Disfunctional uterine bleeding<li>Irregular menstruation<li>Leiomyoma of the uterus<li>Menopausal syndrome<li>Sterility<li>Low back pain<li>Hemorrhoids</ol>  | ||
| + | |source=金匱要略  | ||
| + | |sourceDesc=「婦人,宿癥病あり,経断ちて未だ三月に及ばず,而も漏下を得て止まず,胎動きて臍上に在る者は癥痼妊娠を害すと為す。六月にして動く者は,前三月経水利するの時の胎なり。血下る者は断ちて後三月の胎なり。血止まざる所以の者は,其の癥去らざるが故なり。当に其の癥を下すべし。桂枝茯苓丸之を主る」  | ||
| + | |note=少陽病期で実~虚実間,のぼせて赤ら顔のことが多く,下腹部に抵抗,圧痛が診られる瘀血病態が適応となり,足の冷えやのぼせを目標に,宮筋腫や子宮内膜症などに対して用いられる。後年の口訣に「この方は,瘀血よりきたる癥瘕を去るが主意にて,瘀血より生ずる諸症に活用すべし」とある  | ||
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Revision as of 13:28, 30 November 2009
| Crude-drug Top Gallery  | 
General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines | 
桂枝茯苓丸
| 桂枝茯苓丸 | |
|---|---|
| Japanese Name | ケイシブクリョウガン | 
| 効能・効果 (一般用漢方製剤承認基準・263処方) | {{{effect263}}} 
  | 
| 効能又は効果 (小冊子「ツムラ医療用漢方製剤」) | 体格はしっかりしていて赤ら顔が多く、腹部は大体充実、下腹部に抵抗のあるものの次の諸症:子宮並びにその付属器の炎症、子宮内膜炎、月経不順、月経困難、帯下、更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こり等)、冷え症、腹膜炎、打撲傷、痔疾患、睾丸炎  | 
| 参考(使用目標=証)(小冊子「ツムラ医療用漢方製剤」) | 体力中等度もしくはそれ以上の人で、のぼせて赤ら顔のことが多く、下腹部に抵抗・圧痛を訴える場合に用いる。。【*お血】に伴う諸症状に用いる。 1.頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、足の冷えなどを伴う場合 2.無月経、過多月経、月経困難など月経異常のある婦人*お血:漢方の一概念で主として婦人科疾患、出血性疾患などに起こり、静脈系のうっ血、出血などに関連した症候群をいう。 (日本医師会発行、医薬品カードより)  | 
| 用法、用量 | {{{usage}}} | 
|  国による漢方製剤情報 (使用法、副作用など)  | 
  | 
| 原典 | 金匱要略 | 
| 原典条文 (選: 富山大和漢研 柴原直利) | 「婦人,宿癥病あり,経断ちて未だ三月に及ばず,而も漏下を得て止まず,胎動きて臍上に在る者は癥痼妊娠を害すと為す。六月にして動く者は,前三月経水利するの時の胎なり。血下る者は断ちて後三月の胎なり。血止まざる所以の者は,其の癥去らざるが故なり。当に其の癥を下すべし。桂枝茯苓丸之を主る」 | 
| 備考 (富山大和漢研 柴原直利) | 少陽病期で実~虚実間,のぼせて赤ら顔のことが多く,下腹部に抵抗,圧痛が診られる瘀血病態が適応となり,足の冷えやのぼせを目標に,宮筋腫や子宮内膜症などに対して用いられる。後年の口訣に「この方は,瘀血よりきたる癥瘕を去るが主意にて,瘀血より生ずる諸症に活用すべし」とある | 
| 警告 | {{{warning}}} | 
English Information
| ケイシブクリョウガン | |
|---|---|
| Japanese Name | Keishibukuryogan (Ref. Std. Kampo Nomenclature) | 
| English Translation | Cassia Twig and Tuckahoe Pill | 
|  Indications  (yet incomplete. use with caution) Ref. KAIM Vol.1 2006  | 
  | 
Prescriptions
| ケイヒ  4  | 
 シャクヤク  4  | 
 トウニン  4  | 
 ブクリョウ  4  | 
 ボタンピ  4  | |
| ケイシ  3  | 
 シャクヤク  4  | 
 トウニン  4  | 
 ブクリョウ  4  | 
 ボタンピ  3  | |
  | 
ケイヒ  3  | 
 シャクヤク  3  | 
 トウニン  3  | 
 ブクリョウ  3  | 
 ボタンピ  3  |