CrudeDrug:Aurantii Fructus Immaturus
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General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines |
Contents |
Picture
Photographs of Immature Orange (キジツ) (by Alps Pharm. アルプス薬品) | |||||||||||||||||||
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枳実
キジツ Immature Orange | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 果実 |
Property | 本品はほぼ球形で径1~2cm、又は半球形で径1.5~4.5cmである。外面は濃緑褐色~褐色でつやがなく油室による多数のくぼんだ小点がある。横切面は周辺が厚さ約0.4cmの外果皮及び中果皮からなり、表皮に接する部分は黄褐色、その他は淡灰褐色を呈する。中心部は放射状に8~16個の小室に分かれ、各室は褐色を呈してくぼみ、しばしば未熟の種子を含む。
本品は特異なにおいがあり、味は苦い。 |
Test | マグネシウム・塩酸反応:本品の粉末0.5gにメタノール10mLを加え、2分間穏やかに煮沸した後、ろ過し、ろ液5mLにリボン状のマグネシウム0.1g及び塩酸1mLを加えて放置するとき、液は赤紫色を呈する。 |
Drying loss | |
Ash content | 7.0 %以下 |
Acid-insoluble ash | |
Pharmacopeia | 日局 16-p1479 |
Effect | (芳香性、苦味)健胃 |
Constituent | ナリンギン、ヘスペリジン、ネオヘスペリジン、リモネン、ポンシリン、リモニン、シネフリン、ペクチン naringin, hesperidin, neohesperidin, limonene, poncirin, limonin, synephrine, pectin |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS
Prescriptions 処方一覧
茯苓飲 (ブクリョウイン) 茯苓飲合半夏厚朴湯 (ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ) 茯苓飲加半夏 (ブクリョウインカハンゲ) 分消湯 (ブンショウトウ) 竹茹温胆湯 (チクジョウンタントウ) 大承気湯 (ダイジョウキトウ) 大柴胡湯 (ダイサイコトウ) 大柴胡湯去大黄 (ダイサイコトウキョダイオウ) 延年半夏湯 (エンネンハンゲトウ) 五積散 (ゴシャクサン) 排膿散 (ハイノウサン) 排膿散及湯 (ハイノウサンキュウトウ) 変製心気飲 (ヘンセイシンキイン) 滋血潤腸湯 (ジケツジュンチョウトウ) 参蘇飲 (ジンソイン) 潤腸湯 (ジュンチョウトウ) 加味温胆湯 (カミウンタントウ) 甘露飲 (カンロイン) 栝楼枳実湯 (カロウキジツトウ) 荊防敗毒散 (ケイボウハイドクサン) 荊芥連翹湯 (ケイガイレンギョウトウ) 枳朮湯 (キジュツトウ) 橘皮枳実生姜湯 (キッピキジツショウキョウトウ) 枳縮二陳湯 (キシュクニチントウ) 厚朴三物湯 (コウボクサンモツトウ) 厚朴七物湯 (コウボクシチモツトウ) 芎帰調血飲第一加減 (キュウキチョウケツインダイイチカゲン) 麻子仁丸 (マシニンガン) 柴胡加芒硝湯 (サイコカボウショウトウ) 柴胡疎肝湯 (サイコソカントウ) 清上防風湯 (セイジョウボウフウトウ) 四逆散 (シギャクサン) 椒梅湯 (ショウバイトウ) 小承気湯 (ショウジョウキトウ) 通導散 (ツウドウサン) 温胆湯 (ウンタントウ)
歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載
利用する場合は以下を引用してください。
- 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 | 書名 | 出版年 | 記載 |
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3 | 局方医薬品承認申請の手引き | 1980 | 収載なし |
4 | 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) | 2015 | 収載なし |
5 | JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) | 1961 | 【適用】 芳香性健胃薬。漢方では充実した体質の人の胸腹の膨満感を去る目的で漢方方剤に配合する。 (略)。 2-155 |
6 | JP8 解説書 | 1971 | 【適用】 芳香性健胃薬。漢方では充実した体質の人の胸腹の膨満感を去る目的で漢方方剤に配合する。 (略)。 2-183 |
7 | JP9 解説書 | 1976 | 【適用】 芳香性健胃薬。漢方では充実した体質の人の胸腹部のつかえおよび膨満感を除く目的で方剤に配合する。 (略)。 D-213 |
8 | JP10 解説書 | 1981 | 【適用】 漢方処方用薬である。 漢方方剤: (略) D-221 |
9 | JP11 解説書 | 1986 | 【本質】 生薬、健胃薬 【適用】 漢方処方用薬としては、瀉下薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-227 |
10 | JP12 解説書 | 1991 | 【適用】漢方処方用薬としては、瀉下薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。漢方: ※荊芥連翹湯、※五積散、四逆散、滋血潤腸湯、潤腸湯、小承気湯、清上防風湯、大柴胡湯、竹茹温胆湯、排膿散、茯苓飲、△分消湯、麻子仁丸など ※の処方には枳殻を配剤するが、枳実を用いてもよい。△には枳殻を用いない。荊防敗毒散には枳殻を用いる。 D-227 |
11 | JP13 解説書 | 1996 | 【適用】漢方処方用薬としては、瀉下薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。漢方: ※荊芥連翹湯、※五積散、四逆散、滋血潤腸湯、潤腸湯、小承気湯、清上防風湯、大柴胡湯、竹茹温胆湯、排膿散、茯苓飲、△分消湯、麻子仁丸など ※の処方には枳殻を配剤するが、枳実を用いてもよい。△には枳殻を用いない。荊防敗毒散には枳殻を用いる。 D-259 |
12 | JP14 解説書 | 2001 | 【適用】漢方処方用薬としては、瀉下薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。漢方: ※荊芥連翹湯、※五積散、四逆散、滋血潤腸湯、潤腸湯、小承気湯、清上防風湯、大柴胡湯、竹茹温胆湯、排膿散、茯苓飲、△分消湯、麻子仁丸など ※の処方には枳殻を配剤するが、枳実を用いてもよい。△には枳殻を用いない。荊防敗毒散には枳殻を用いる。 D-276 |
13 | JP15 解説書 | 2006 | 【適用】漢方処方用薬としては、瀉下薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。漢方: ※荊芥連翹湯、※五積散、四逆散、滋血潤腸湯、潤腸湯、小承気湯、清上防風湯、大柴胡湯、竹茹温胆湯、排膿散、茯苓飲、△分消湯、麻子仁丸など ※の処方には枳殻を配剤するが、枳実を用いてもよい。△には枳殻を用いない。荊防敗毒散には枳殻を用いる。 D-175 |
14 | JP16 解説書 | 2011 | 【適用】漢方処方用薬としては、瀉下薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。漢方: ※荊芥連翹湯、※五積散、四逆散、滋血潤腸湯、潤腸湯、小承気湯、清上防風湯、大柴胡湯、竹茹温胆湯、排膿散、茯苓飲、△分消湯、麻子仁丸など ※の処方には枳殻を配剤するが、枳実を用いてもよい。△には枳殻を用いない。荊防敗毒散には枳殻を用いる。 D-192 |
15 | 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) | 2007 | 記載なし |
19 | 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 | 1887 | 記載なし (P295: 橙実として) |
20 | 『生藥學』第5版 下山順一郎 | 1901 | 記載なし |
21 | 『簡明生藥學』島崎健造 | 1909 | 記載なし |
22 | 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 | 1913 | P132: (未熟橙実として)単味に或いは丁幾、越幾斯、舎利別等となし、香味性健胃薬となし、或いは矯臭薬として用いる。 |
23 | 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 | 1916 | 記載なし |
24 | 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 | 1931 | 正P208: 枳殻と同じく呑酸、?雑を治し、食欲及消化を催進せしむる健胃、苦味薬なれども、其に比し効強し |
25 | 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 | 1933 | 記載なし |
26 | 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1934 | 下P294(未熟橙実として)健胃苦味薬として用ふ。独逸薬局に於ては苦味チンキの配合薬たり。 |
27 | 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1943 | 記載なし |
28 | 『生藥學教科書』木村康一 | 1949 | 記載なし |
29 | 『最新生薬学』刈米達夫 | 1949 | 記載なし |
30 | 『生薬学』三橋博、醫學書院 | 1958 | 効能の記載なし P121 |
31 | 『生薬学』第4版、藤田路一 | 1963 | P122: 芳香性苦味健胃剤。 |
32 | 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 | 1965 | P122: 漢方: 芳香性苦味健胃剤。茯苓飲など |
33 | 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 | 1966 | P89: 芳香性苦味健胃剤 |
34 | 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 | 1967 | P139: 苦味健胃薬。漢方ではトウヒを使うよりも症状の重い(胃部が硬くなり重圧をともない胸満、胸痛する)ときに使用する。 |
35 | 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 | 1971 | P144: 胸痞、心下痞硬、肥満を治す。 |
36 | 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 | 1973 | P241: 胸痞、心下痞硬、腹満を治す。 |
37 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1975 | 記載なし |
38 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1976 | 記載なし |
39 | 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 | 1978 | P132: 芳香性苦味健胃薬。漢方では心下、肋骨弓下および直腹筋の結実を治し、充実した体質の人の胸腹部のつかえおよび膨満感を除く目的で方剤に配合される。 |
40 | 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 | 1978 | P31: 芳香性健胃薬として製剤に配合される。漢方では心下、肋骨弓下および直腹筋の結実を治す効があるとして用いられる。 |
41 | 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 | 1978 | P69: 苦味健胃薬、漢方では胃部、胸腹部などの膨満感を去るのに応用する。 |
42 | 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 | 1980 | 記載なし |
43 | 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 1982 | P197: 芳香性苦味健胃薬。漢方では胸腹部のつかえ、膨満感を目標に用いる。 |
44 | 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1984 | P122: 漢方で理気薬(消化不良の飲食物停滞による胃部のつかえなどに)として処方。 |
45 | 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 | 1987 | P143: 苦味健胃薬。漢方ではトウヒを使うよりも症状の重い(胃部が硬くなり重圧をともない胸満、胸痛する)ときに使用する。 |
46 | 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1987 | P150: 漢方で理気薬(消化不良の飲食物停滞による胃部のつかえなどに)として処方。 |
47 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 1989 | P160: 漢方で胸部の膨満感を去る目的で用いる。温胆湯、小承気湯、大柴胡湯、茯苓飲、麻子仁丸など。 |
48 | 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 | 1990 | P272: 芳香性健胃、止瀉、去痰、排膿藥。 |
49 | 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 | 1992 | P161: 漢方で胸腹部の膨満感を去る目的で用いる。 |
50 | 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 | 1993 | P172: 漢方では理気薬とし、腹部膨満感、消化不良などを目標として瀉下薬などに配合。 |
51 | 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 | 1997 | P181: 芳香健胃薬。 |
52 | 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 | 1997 | P275: 堅実したうっ滞を緩解する作用があり、うっ血による腫脹を改善し、大便の堅く秘結したものを緩める。 |
53 | 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 | 1998 | P272: 芳香性健胃、止瀉、去痰、排膿藥。 |
54 | 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 2001 | P192: 芳香性苦味健胃薬。漢方では胸腹部のつかえ、膨満感を目標に用いる。 |
55 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 2002 | P197: 漢方で胸部の膨満感を去る目的で用いる。排膿散など。 |
56 | 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 | 2002 | P150: 健胃、止瀉 |
57 | 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 | 2003 | P231: 枳実は堅く充実したうっ滞、うっ血による腫脹の改善を目的とした漢方方剤に配合されており、芍薬と併用されることが多く、抗炎症作用や骨格筋の緩解作用に関して芍薬との相加・相乘効果が考えられている。漢方、飲食停滞による腹部膨満感・腹部の緊張緩解や鎮咳去痰を目的に配合される。 |
58 | 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 | 2004 | P89: 緩下薬とみなされる処方およびその他の処方に配合される。医療用製剤ではすべてキジツが用いられているが、四逆散、小承気湯、大柴胡湯、茯苓飲などは原典でキジツが用いられている。 |
59 | 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 | 2004 | P48: 胸腹部の膨満、不快な状態を去り、咳を止める。腹満、嘔吐、下痢、食欲不振、咳、小児喘息に応用する。陳皮のほうが作用が緩和である。処方例: 枳実、陳皮の両方を配合するもの: 温胆湯、五積散、茯苓飲。枳実を配合するもの: 潤腸湯、排膿散 |
60 | 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 | 2005 | P34: 精神・神経系を調整し、特に胸部や腹部のつかえや膨満感を解消する目的で漢方に処方される。芳香性苦味健医薬として粉末を胃腸薬に配合する。 |
61 | 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 | 2006 | P168: 効果、効能に関しては記載なし |
62 | 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 | 2007 | P190: もっぱら漢方に使い、滞った気を通じる、痞(胸や心下部のつかえ)を散らす、去痰を促す、腹中の硬結を除く薬能がある。胸腹部の張りと膨満感、胸痺、痞痛、咳嗽、水腫、飲食の停滞、便秘、胃下垂、子宮下垂、脱肛などを主治する。消化促進作用、鎮咳去痰作用、胸腹部緊張緩和作用、うっ滞の緩解、うっ血による腫脹の改善、瀉下作用などを期待して漢方処方に配剤される。 |
63 | 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS | 2007 | P72: 健胃 |
64 | 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 | 2008 | P70: 芳香性苦味健胃、瀉下薬。腹部膨満感をとる目的で用いる。漢方処方: 大柴胡湯など |
65 | 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 | 2009 | P162(枳殻、枳実は同じ項に記載): 芳香性健胃薬、止瀉、去痰、排膿薬。(中)行気薬。方剤: 大柴胡湯、排膿散、記述湯、茯苓飲、分消湯など |
66 | 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 | 2012 | 記載なし |
67 | 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 | 2012 | P147: 芳香性苦味健胃薬。漢方ではトウヒを使うよりも消化症状の重いときに用いる。 |
68 | 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 | 2015 | P88: もっぱら漢方処方に配合。 |
73 | 青本「化学」、薬学ゼミナール | 2016 | P582: 芳香性苦味健胃 |
74 | コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール | 2014 | P149: 健胃 |
キコク
日本薬局方上、キコクはキジツに含まれる(切り方等が異なる)
歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載
利用する場合は以下を引用してください。
- 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 | 書名 | 出版年 | 記載 |
---|---|---|---|
3 | 局方医薬品承認申請の手引き | 1980 | 収載なし |
4 | 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) | 2015 | 収載なし |
5 | JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) | 1961 | 収載なし |
6 | JP8 解説書 | 1971 | 収載なし |
7 | JP9 解説書 | 1976 | 収載なし |
8 | JP10 解説書 | 1981 | 収載なし |
9 | JP11 解説書 | 1986 | 収載なし |
10 | JP12 解説書 | 1991 | 収載なし |
11 | JP13 解説書 | 1996 | 収載なし |
12 | JP14 解説書 | 2001 | 収載なし |
13 | JP15 解説書 | 2006 | 収載なし |
14 | JP16 解説書 | 2011 | 収載なし |
15 | 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) | 2007 | 記載なし |
19 | 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 | 1887 | 記載なし |
20 | 『生藥學』第5版 下山順一郎 | 1901 | 記載なし |
21 | 『簡明生藥學』島崎健造 | 1909 | 記載なし |
22 | 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 | 1913 | 記載なし |
23 | 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 | 1916 | 記載なし |
24 | 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 | 1931 | 正P208: 胃部の膨満、壓重を除き、嘔吐を静止せしめ、食欲及び消化を催進せしむる健胃苦味薬にして、其外呼吸器患者の咳嗽、腹水、水腫、便秘などにも用ゆ。 |
25 | 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 | 1933 | 記載なし |
26 | 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1934 | 記載なし |
27 | 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1943 | 記載なし |
28 | 『生藥學教科書』木村康一 | 1949 | 記載なし |
29 | 『最新生薬学』刈米達夫 | 1949 | 記載なし |
30 | 『生薬学』三橋博、醫學書院 | 1958 | 効能の記載なし P121 |
31 | 『生薬学』第4版、藤田路一 | 1963 | 記載なし |
32 | 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 | 1965 | P122(キジツの項に記載): 漢方: 芳香性苦味健胃剤。茯苓飲など |
33 | 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 | 1966 | P91: 芳香性苦味健胃剤 |
34 | 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 | 1967 | 記載なし |
35 | 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 | 1971 | 記載なし |
36 | 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 | 1973 | 記載なし |
37 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1975 | 記載なし |
38 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1976 | 記載なし |
39 | 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 | 1978 | 記載なし |
40 | 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 | 1978 | 記載なし |
41 | 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 | 1978 | 記載なし |
42 | 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 | 1980 | 記載なし |
43 | 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 1982 | 記載なし |
44 | 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1984 | P122(キジツ): 緩和 |
45 | 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 | 1987 | 記載なし |
46 | 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1987 | P150(キジツ): 緩和 |
47 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 1989 | 記載なし |
48 | 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 | 1990 | 記載なし |
49 | 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 | 1992 | 記載なし |
50 | 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 | 1993 | P172: 枳実(キジツ)よりも瀉下作用がやや弱く、虚弱体質あるいは荊防敗毒散、荊芥連翹湯、五積散などの適応証には枳殻(キコク)を用いて、瀉下薬には枳実を用いる。 |
51 | 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 | 1997 | 記載なし |
52 | 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 | 1997 | 記載なし |
53 | 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 | 1998 | 記載なし |
54 | 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 2001 | 記載なし |
55 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 2002 | 記載なし |
56 | 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 | 2002 | 記載なし |
57 | 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 | 2003 | 効能の記載なし P230 |
58 | 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 | 2004 | P89: キジツの項に記載 |
59 | 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 | 2004 | 記載なし |
60 | 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 | 2005 | 記載なし |
61 | 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 | 2006 | 記載なし |
62 | 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 | 2007 | 記載なし |
63 | 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS | 2007 | 記載なし |
64 | 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 | 2008 | 記載なし |
65 | 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 | 2009 | P162(枳殻、枳実は同じ項に記載): 芳香性健胃薬、止瀉、去痰、排膿薬。(中)行気薬。方剤: 大柴胡湯、排膿散、枳実湯、茯苓飲、分消湯など |
66 | 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 | 2012 | 記載なし |
67 | 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 | 2012 | 記載なし |
68 | 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 | 2015 | 記載なし |
73 | 青本「化学」、薬学ゼミナール | 2016 | 記載なし |
74 | コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール | 2014 | 記載なし |