CrudeDrug:Catalpae Fructus
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木大角豆
キササゲ Catalpa Fruit | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 果実 |
Property | 本品は細長い棒状を呈し、長さ30~40cm、径約0.5cmである。外面は暗褐色で、内部には多数の種子がある。種子は偏平又はやや半管状を呈し、長さ約3cm、幅約0.3cm、灰褐色で、その両端は毛状を呈し、毛状部は長さ各約1cmである。本品の果皮は薄く、折れやすい。
本品は弱いにおいがあり、味はわずかに渋い。 |
Test | TLC法:本品の粉末1.0gに水20mLを加え、水浴上で5分間加温し、直ちにろ過する。ろ液を分液漏斗に入れ、1-ブタノール20mLずつで2回抽出する。全抽出液を合わせ、水浴上で1-ブタノールを減圧留去し、残留物をメタノール1mLに溶かし、試料溶液とする。別にパラオキシ安息香酸1mgをメタノール1mLに溶かし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液5μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次に酢酸エチル/エタノール/水混液(20:2:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長254nm)を照射するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは、標準溶液から得た暗紫色のスポットと色調及びRf値が等しい。また、試料溶液から得たパラオキシ安息香酸に相当するスポットの移動距離を1とするとき、その相対距離0.3付近に暗紫色のスポットを認める。 |
Drying loss | |
Ash content | 6.0 %以下 |
Acid-insoluble ash | 0.5 %以下 |
Pharmacopeia | 日局 16-p1479 |
Effect | 利尿 |
Constituent | カタルポシド、カタルポール catalposide, catalpol |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS