CrudeDrug:Condurango Cortex
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コンズランゴ
コンズランゴ Condurango | |
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基原 * ... non-plant |
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部位 | 樹皮 |
性状 | 本品は管状又は半管状の皮片で、厚さ0.1~0.6cm、長さ4~15cmである。外面は灰褐色~暗褐色、ほとんど平滑で多数の皮目を帯びるか、又は多少りん片状できめが粗い。内面は淡灰褐色を呈し、縦線がある。折面の外側は繊維性であり、内側はおおむね粒状である。
本品はわずかに弱いにおいがあり、味は苦い。本品の横切片を鏡検するとき、コルク層は数層の薄膜の細胞からなる。一次皮部には多数の石細胞群があり、二次皮部には1層のでんぷんしょうに内接して、ところどころに師部繊維束があり、両皮部には連合乳管が散在する。柔細胞はでんぷん粒又はシュウ酸カルシウムの集晶を含む。でんぷん粒の径は3~20μmである。 |
確認試験 | 溶本品の粉末1gを水5mLで冷浸してろ過した澄明な液を加熱するとき、液は混濁し、これを冷却するとき、再び澄明となる。 |
乾燥減量 | |
灰分 | 12.0 %以下 |
酸不溶性灰分 | |
薬局方ページ | 日局 16-p1497 |
効能 | 抗腫瘍 |
成分 | コンズランゴグリコシド、サーコスチン condurangoglycoside, sarcostin |
リンク |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS