CrudeDrug:Gelatinum
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General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines |
Contents |
ゼラチン
ゼラチン Gelatin | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | |
Property | 本品は無色又は白色~淡黄褐色の薄板,細片,粒又は粉末である.本品は熱湯に溶けやすく,エタノール(95)にほとんど溶けない.本品は水に溶けないが,水を加えるとき,徐々に膨潤,軟化し,5 ~ 10倍量の水を吸収する.酸処理して得た本品の等電点はpH 7.0 ~ 9.0,また,アルカリ処理して得た本品の等電点はpH 4.5 ~ 5.0である. |
Test | (1) 本品1.00 gを,新たに煮沸して約55℃とした水に溶かし,100 mLとし,試料溶液とする.試料溶液を約55℃に保ち,その2 mLに硫酸銅(Ⅱ)試液0.05 mLを加え,振り混ぜた後,2 mol/L水酸化ナトリウム試液0.5 mLを加えるとき,液は紫色を呈する. (2) 本品0.5 gを内径約15 mmの試験管にとり,水10 mLを加え,10分間放置する.60℃で15分間加温した後,試験管を直立させて0℃で6時間静置する.試験管を転倒するとき,内容物は直ちに流出しない. |
Drying loss | |
Ash content | |
Acid-insoluble ash | |
Pharmacopeia | 日局 16-p999 (17改) |
Effect | |
Constituent | タンパク質 protein |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS
Prescriptions 処方一覧
歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載
利用する場合は以下を引用してください。
- 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 | 書名 | 出版年 | 記載 |
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3 | 局方医薬品承認申請の手引き | 1980 | 収載なし |
4 | 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) | 2015 | 収載なし |
5 | JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) | 1961 | 収載なし |
6 | JP8 解説書 | 1971 | 収載なし |
7 | JP9 解説書 | 1976 | 【薬効】【適用】 本品は医薬品の製剤材料として用途の広いもので、強固で弾力性のあるカプセルの製造材料として最も多く用いられ、可塑性ゼラチン基礎剤として皮膚薬に、また錠剤、トローチ、坐剤の基礎剤として、あるいはまた乳化剤として用いられる。注射剤に混合すると主剤の吸収を遅延させるので、作用時間を延長させるため、特にエピネフリンやヘパリンの注射液に混合することがある。(略) 糖質及び脂質を含有していないのである種の栄養不良に食用として利用される。またコロイド保護作用を有する。本品の注射液を静注すると血液の凝固性を高めるので内出血の治療に用いられる。血漿増量剤にも用いられたが、抗原性を有するなどの欠点があり現在はその目的では使われない。ゼラチンスポンジの主剤として、外科手術時あるいは創傷時の止血に局所適用される。 D-493 |
8 | JP10 解説書 | 1981 | 【薬効】【適用】 本品は医薬品の製剤材料として用途の広いもので、強固で弾力性のあるカプセルの製造材料として最も多く用いられ、可塑性ゼラチン基礎剤として皮膚薬に、また錠剤、トローチ、坐剤の基礎剤として、あるいはまた乳化剤として用いられる。注射剤に混合すると主剤の吸収を遅延させるので、作用時間を延長させるため、特にエピネフリンやヘパリンの注射液に混合することがある。(略) 糖質及び脂質を含有していないので食用として利用される。本品の注射液を静注すると血液の凝固性を高めるので内出血の治療に用いられる。ゼラチンスポンジの主剤として、外科手術時あるいは創傷時の止血に局所適用される。 D-499 |
9 | JP11 解説書 | 1986 | 【本質】 局所用止血薬、製剤原料 【薬効】【適用】 本品は医薬品の製剤材料として用途の広いもので、強固で弾力性のあるカプセルの製造材料として最も多く用いられ、可塑性ゼラチン基礎剤として皮膚薬に、また錠剤、トローチ、坐剤の基礎剤として、若しくはまた乳化剤として用いられる。注射剤に混合すると主剤の吸収を遅延させるので、作用時間を延長させるため、特にエピネフリンやヘパリンの注射液に混合することがある。(略) 糖質及び脂質を含有していないので食用として利用される。本品の注射液を静注すると血液の凝固性を高めるので内出血の治療に用いられる。ゼラチンスポンジの主剤として、外科手術時又は創傷時の止血に局所適用される。 D-525 |
10 | JP12 解説書 | 1991 | 【薬効】【適用】 本品は医薬品の製剤材料として用途の広いもので、強固で弾力性のあるカプセルの製造材料として最も多く用いられ、可塑性ゼラチン基礎剤として皮膚薬に、また錠剤、トローチ、坐剤の基礎剤として、若しくはまた乳化剤として用いられる。注射剤に混合すると主剤の吸収を遅延させるので、作用時間を延長させるため、特にエピネフリンやヘパリンの注射液に混合することがある。(略) 糖質及び脂質を含有していないので食用として利用される。本品の注射液を静注すると血液の凝固性を高めるので内出血の治療に用いられる。ゼラチンスポンジの主剤として、外科手術時又は創傷時の止血に局所適用される。 D-520 |
11 | JP13 解説書 | 1996 | 【適用】 医薬品の製剤材料として用途の広いもので、強固で弾力性のあるカプセルの製造材料として最も多く用いられる。可塑性ゼラチン基礎剤として皮膚薬に、また錠剤、トローチ、坐剤の基礎剤として、また乳化剤として用いられる。注射剤に混合すると主剤の吸収を遅延させるので、作用時間を延長させるため、特にエピネフリンやヘパリンの注射液に混合することがある。また、本品の注射液を静注すると血液の凝固性を高めるので内出血の治療に用いられる。更に、ゼラチンスポンジの主剤として、外科手術時又は創傷時の止血に局所適用される。(略) 糖質及び脂質を含有していないので食用として利用される。 D-573 |
12 | JP14 解説書 | 2001 | 【適用】 医薬品の製剤材料として用途の広いもので、強固で弾力性のあるカプセルの製造材料として最も多く用いられる。可塑性ゼラチン基礎剤として皮膚薬に、また錠剤、トローチ、坐剤の基礎剤として、また乳化剤として用いられる。注射剤に混合すると主剤の吸収を遅延させるので、作用時間を延長させるため、特にエピネフリンやヘパリンの注射液に混合することがある。また、本品の注射液を静注すると血液の凝固性を高めるので内出血の治療に用いられる。更に、ゼラチンスポンジの主剤として、外科手術時又は創傷時の止血に局所適用される。フィルム剤は脳神経外科および眼科手術後の癒着防止に用いられる。(略) 糖質及び脂質を含有していないので食用として利用される。 D-614 |
13 | JP15 解説書 | 2006 | 収載なし |
14 | JP16 解説書 | 2011 | 収載なし |
15 | 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) | 2007 | 収載なし |
19 | 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 | 1887 | 記載なし |
20 | 『生藥學』第5版 下山順一郎 | 1901 | 記載なし |
21 | 『簡明生藥學』島崎健造 | 1909 | 記載なし |
22 | 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 | 1913 | 記載なし |
23 | 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 | 1916 | 下P344: 膠嚢剤(例之バ「コバイババルサム嚢)、膠剤を製し又は丸剤に塗布するに用ゆる等の用途最も汎し。 |
24 | 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 | 1931 | 記載なし |
25 | 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 | 1933 | 記載なし |
26 | 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1934 | 下P437: 膠嚢剤(例之ばコパイバ膠嚢)、膠剤を製し又は丸剤に塗布するに用ゆる等の用途最も汎し。薬局方製剤は滅菌ゼラチン液なり。 |
27 | 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1943 | P437: 膠嚢剤(例之はコバイバ膠嚢)、膠剤を製し又は丸剤に塗布するに用ゆる等の用途最も汎し。薬局方製剤は滅菌ゼラチン液なり。 |
28 | 『生藥學教科書』木村康一 | 1949 | 記載なし |
29 | 『最新生薬学』刈米達夫 | 1949 | 記載なし |
30 | 『生薬学』三橋博、醫學書院 | 1958 | 記載なし |
31 | 『生薬学』第4版、藤田路一 | 1963 | 記載なし |
32 | 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 | 1965 | P181: 止血剤。カプセル原料、食料品、接着剤。漢方: 止血剤、包摂剤として出家卯、尿不利、咳嗽に用いる。阿膠附子湯、温経湯など |
33 | 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 | 1966 | 記載なし |
34 | 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 | 1967 | P223: 吐血及び喀血に注射、内服する。柔軟カプセルの原料、錠剤、トローチ、坐薬の基礎剤または乳化剤とする。その他食用、写真感光膜等とされる。 |
35 | 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 | 1971 | 記載なし |
36 | 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 | 1973 | P319: 薬用としては吐血及び喀血に10%溶液を注射しまた内服させる。また柔軟カプセルの原料とする。その他、食用及び工用(接着剤)として重要である。 |
37 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1975 | 記載なし |
38 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1976 | 記載なし |
39 | 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 | 1978 | 記載なし |
40 | 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 | 1978 | 記載なし |
41 | 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 | 1978 | P125: 薬用として吐血、喀血に注射または内服する。医薬品の製剤材料として広く用いられる物で、カプセル剤、錠剤、トローチ、坐薬の基剤または乳化剤、その他食用、工業上の用途は広い。 |
42 | 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 | 1980 | 記載なし |
43 | 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 1982 | 記載なし |
44 | 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1984 | 記載なし |
45 | 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 | 1987 | P223: 吐血及び喀血に注射、内服する。柔軟カプセルの原料、錠剤、トローチ、坐薬の基剤または乳化剤とする。その他食用、写真感光膜などとされる。 |
46 | 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1987 | 記載なし |
47 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 1989 | P280: カプセル剤、錠剤、トローチ、坐薬の基礎剤や乳化剤など、製剤材料として広く用いられる。また、静脈注射すると血液の凝固性を高めるので、精製ゼラチンは注射液として内出血の治療に用いられる。その他、食用および接着剤として利用される。 |
48 | 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 | 1990 | P351: 局所用止血薬。カプセル製造原料。錠剤、トローチ、坐剤の基剤、乳化剤。その他各種医薬品の製剤原料。注射用の精製ゼラチン(GelatinumPurificatum)製造原料。 |
49 | 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 | 1992 | P281: カプセル剤、錠剤、トローチ、坐薬の基礎剤や乳化剤など、製剤材料として広く用いられる。また、静脈注射すると血液の凝固性を高めるので、精製ゼラチンは注射液として内出血の治療に用いられる。 |
50 | 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 | 1993 | 記載なし |
51 | 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 | 1997 | 記載なし |
52 | 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 | 1997 | 記載なし |
53 | 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 | 1998 | P351: 局所用止血薬。カプセル製造原料。錠剤、トローチ、坐剤の基剤、乳化剤。その他各種医薬品の製剤原料。注射用の精製ゼラチン(GelatinumPurificatum)製造原料。 |
54 | 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 2001 | 記載なし |
55 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 2002 | P323: カプセル剤、錠剤、トローチ、坐薬の基礎剤や乳化剤など、製剤材料として広く用いられる。また、静脈注射すると血液の凝固性を高めるので、精製ゼラチンは注射液として内出血の治療に用いられる。その他、食用および接着剤として利用される。 |
56 | 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 | 2002 | 記載なし |
57 | 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 | 2003 | 記載なし |
58 | 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 | 2004 | 記載なし |
59 | 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 | 2004 | 記載なし |
60 | 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 | 2005 | 記載なし |
61 | 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 | 2006 | 記載なし |
62 | 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 | 2007 | P334: カプセル剤、錠剤、トローチ、坐薬の基礎剤や乳化剤など、製剤材料として広く用いられる。また、静脈注射すると血液の凝固性を高めるので、精製ゼラチンは注射剤として内出血の治療に用いられる。その他、食用および接着剤として利用される。 |
63 | 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS | 2007 | 記載なし |
64 | 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 | 2008 | 記載なし |
65 | 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 | 2009 | P257(阿膠の項に記載): (略)わが国では、阿膠の代わりにゼラチンを用いることがある。 |
66 | 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 | 2012 | 記載なし |
67 | 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 | 2012 | P220: 吐血および喀血に注射、内服する。柔軟カプセルの原料、錠剤、トローチ、坐薬の基剤または乳化剤とする。その他食用、写真感光膜などとされる。 |
68 | 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 | 2015 | 記載なし |
73 | 青本「化学」、薬学ゼミナール | 2016 | 記載なし |
74 | コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール | 2014 | 記載なし |