CrudeDrug:Plantaginis Herba
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車前草
シャゼンソウ Plantago Herb | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 全草 |
Property | 本品は、通例、縮んでしわのよった葉及び花茎からなり、灰緑色~暗黄緑色を呈する。水に浸してしわを伸ばすと、葉身は卵形~広卵形で、長さ4~15cm、幅3~8cm、先端は鋭頭、基部は急に細まり、辺縁はやや波状を呈し、明らかな平行脈があり、無毛又はほとんど無毛である。葉柄は葉身よりやや長く、基部はややふくらんで薄膜性の葉しょうを付ける。花茎は長さ10~50cmで、上部の1/3~1/2は穂状花序となり、小形の花を密に付け、しばしば花序の下部は結実してがい果を付ける。根は、通例、切除されているが、付けているものでは細いものが密生する。
本品はわずかににおいがあり、味はない。 |
Test | TLC法:本品の粉末2.0gにメタノール10mLを加え、水浴上で3分間加温し、冷後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。この液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液10μLを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に1-ブタノール/水/酢酸混液(7:2:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに塩化鉄(III)試液を噴霧するとき、Rf値0.5付近に暗青色のスポットを認める。 |
Drying loss | |
Ash content | 15.0 %以下 |
Acid-insoluble ash | 4.0 %以下 |
Pharmacopeia | 日局 16-p1517 |
Effect | 去痰、鎮咳、利尿、消炎、止瀉 |
Constituent | プランタギニン、ホモプランタギニン、アウクビン、β-シトステロール、ウルソール酸 plantaginin, homoplantaginin, aucubin, beta-sitosterol, ursolic acid |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS