CrudeDrug:Swertiae Herba
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当薬
センブリ Swertia Herb | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 全草 |
Property | 本品は花、対生する葉、茎及び通例短い木質の根からなり、長さ20cmに達する。茎は方柱形で、径約0.2cmしばしば分枝する。葉及び茎は暗緑色~暗紫色又は黄褐色で花は白色~類白色、根は黄褐色を呈する。水に浸してしわを伸ばすと、葉は線形~狭ひ針形で、長さ1~4cm、幅0.1~0.5cm、全縁で無柄である。花冠は5深裂し、裂片は狭長だ円形で、ルーペ視するとき、内面の基部に2個の楕円形の蜜腺が並列し、その周辺はまつ毛状を呈する。雄ずいは5個で花冠の筒部から生じ、花冠の裂片と交互に配列する。花柄は明らかである。
本品はわずかににおいがあり、味は極めて苦く、残留性である。 |
Test | TLC法:本品の粉末2gにエタノール10mLを加え、5分間振り混ぜた後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。別にスウェルチアマリン標準品2mgをエタノール1mLに溶かし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液10μずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(混合蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次に酢酸エチル/1-プロパノール/水混液(6:4:3)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに紫外線(広域波長)を照射するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは、標準溶液から得た赤色のスポットと色調及びRf値が等しい。 |
Drying loss | 12.0 %以下(6時間) |
Ash content | 6.5 %以下 |
Acid-insoluble ash | |
Pharmacopeia | 日局 16-p1535 |
Effect | 苦味健胃、胃腸虚弱、下痢、腹痛、脱毛 |
Constituent | スウェルチアマリン、スウェロシド、アマロゲンチン、ゲンチオピクロシド、ベリジホリン swertiamarin, sweroside, amarogentin, gentiopicroside, bellidifolin |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS