Okamoto:Cymbidium

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Family/Genus Description

For comprehensive information, visit Cymbidium page. (BY Shigeharu Okamoto)

  • Cymbidium Sw.
ラン科 【属名】シンビディウム;シュンラン属 [Cym.]; cymbidium 約70種があり、日本・中国からニューギニア・オーストラリア・インドまでに分布する。植生が多様で、着生から半着生・半地生・地生・腐生まである。偽鱗茎は紡錘形ないし卵形で、基部に根と腋芽をつける。葉は線形で革質、約3年間生存する。偽鱗茎の基部から花茎を出し、5~20花をつける。
  • Cymbidium aloifolium;Cymbidium pendulum; Cymbidium simulans
ラン科 シンビディウム・アロイフォリウム 小形着生種。スリランカ・インド・マレーシア原産。花は径4.5cm。花期は夏~秋。
  • Cymbidium canaliculatum
ラン科 シンビディウム・カナリクラツム 小形半着生・半地生種。オーストラリア原産。花は径3cm。花期は春。
  • Cymbidium dayanum;Cymbidium eburneum var.dayanum
ラン科 カンポウラン(寒鳳蘭) 小形地生種。アジア東部から南部に広く分布する。花は径5cm。花期は冬。
  • Cymbidium dayanum var.austro-japonicum
ラン科 ヘツカラン(辺塚蘭) 鹿児島県産。常緑の着生ラン。花は白地に紅紫色の筋が入り、唇弁は紅紫色。花期は10~11月。
  • Cymbidium devonianum
ラン科 シンビディウム・デヴォニアヌム ヒマラヤ周辺に分布する着生種。葉は長さ30~40cm、幅3~10cmで、革質濃緑色。花茎は下垂し、径2.5~4cmの花を多数つける。花期は初夏。
  • Cymbidium eburneum;Cyperorchis eburnea
ラン科 シンビディウム・エブルネウム 半着生で単茎性の大形種。シッキムからインドシナに分布する。花は径8.5~10cm、芳香があり、花保ちが良い。花期は3~5月。
  • Cymbidium elegans;Cyperorchis elegans
ラン科 シンビディウム・エレガンス インド・ビルマ・中国原産。芳香性。
  • Cymbidium ensifolium
ラン科 スルガラン(駿河蘭);ギョッカラン(玉花蘭);ケンラン(建蘭);オラン(雄蘭) 小形地生種。九州南部から台湾・中国南部・東南アジア・ネパールなどに分布する。花は径6~7cmで、花被はカンランより幅広い。強い芳香があり、葉姿も美しいので、古くから多数の園芸品種が知られている。花期は6~10月。
  • Cymbidium erythrostylum
ラン科 シンビディウム・エリトロスティルム ベトナム産の半着生大形種。花は径約10cmの白色で、独特の花形に特徴がある。花期は10~11月。
  • Cymbidium faberi
ラン科 イッケイキュウカ(一茎九花) 中国南部・台湾に分布する。基本種の花色は淡緑・淡黄緑・淡紫紅色などで、素心も多数選抜されている。花期は春。栽培観賞の歴史は古い。
  • Cymbidium finlaysonianum
ラン科 シンビディウム・フィンレイソニアヌム 小形着生種。ボルネオを中心とする東南アジアに広く分布する。花序は強く下垂し、径約4cmの花を多数つける。花期は春~夏。
  • Cymbidium floribundum
ラン科 シンビディウム・フロリブンドゥム 小形の半着生・半地生種。中国原産。
  • Cymbidium floribundum var.pumilum;Cymbidium pumilum
ラン科 キンリョウヘン(金陵辺) 台湾・中国長江以南全域に分布する。花茎は斜め上方に伸び、紫褐色の小輪花を約20個つける。独特の弱い香りがある。花期は5~6月。花より葉の斑入りについて古くから鑑賞の歴史がある。
  • Cymbidium formosanum
ラン科 タイワンシュンラン 台湾原産。1茎1花で、日本のシュンランに近縁。
  • Cymbidium formosanum var.gracillimum
ラン科 イトラン(糸蘭) 台湾原産。1茎1花で細葉。
  • Cymbidium forrestii
ラン科 チュウゴクシュンラン(中国春蘭);シナシュンラン 中国原産。日本産のシュンランと同一種とされ、一連の系統と考えられている。
  • Cymbidium giganteum;Cymbidium iridioides
ラン科 シンビディウム・ギガンテウム 大形種。ネパール・ブータン・シッキム原産。花は径10cm、芳香があり、花保ちがよい。花期は10~12月。
  • Cymbidium goeringii;Cymbidium forrestii; Cymbidium virescens
ラン科 シュンラン(春蘭);ジジババ;ホクロ(黒子) 小形地生種。花形・花色・葉芸などを観賞の対象として、古くから園芸化されている。
  • Cymbidium hookerianum;Cymbidium grandiflorum
ラン科 シンビディウム・フッケリアヌム 大形種。ヒマラヤから中国南部にかけて分布する半着生種。花は径9~12cm、芳香性で寿命が長い。花期は晩秋~初冬。
  • Cymbidium insigne
ラン科 シンビディウム・インシグネ 大形種。ベトナム・タイ北東部・海南島原産。半地生種。花は径8~9cm。花期は3~5月。交配親として多用された。
  • Cymbidium iridioides;Cymbidium giganteum; Cyperorchis gigantea
ラン科 シンビディウム・イリディオイデス ヒマラヤ産。花は径約10cm、黄緑色地に赤褐色の条斑が密にはいり、唇弁は淡黄色に赤紫色の斑点がはいる。花期は冬から春。
  • Cymbidium kanran
ラン科 カンラン(寒蘭) 日本南部・台湾・中国南部産。地生種。花は香りが良い。花色は変異が大きく、緑色から赤褐色、唇弁は黄白色に赤紫色の斑点がはいる。花期は秋~冬。東洋蘭界ではシュンラン以上に園芸品種が多い。
  • Cymbidium koran
ラン科 コラン(小蘭) スルガランに似る。秋咲き。
  • Cymbidium lancifolium;Cymbidium javanicum; Cymbidium nagifolium
ラン科 ナギラン(梛蘭) 日本から東南アジア・インドに分布する。花は径3.7~5cm、白色で唇弁に紅色の斑点がある。花期は夏~秋。
  • Cymbidium lowianum;Cyperorchis lowiana
ラン科 シンビディウム・ローウィアヌム 大形種。半地生種で、ビルマ・タイ・雲南に分布する。花は径9~10cmで芳香はない。花期は3~6月。黄色花・緑色花の交配親として重要。
  • Cymbidium macrorhizon;Cymbidium nipponicum; Pachyrhizantha macrorhizos
ラン科 マヤラン(摩耶蘭) 千葉県以南・南アジア・ニューギニアに分布。腐生植物で葉はない。花は白色系だが変異が大きい。花期は6~8月。
  • Cymbidium madidum
ラン科 シンビディウム・マディドゥム 小形着生種。オーストラリア北部原産。花は芳香があり、肉質で径2.5cm、緑色で唇弁は黄色。花期は11~12月。
  • Cymbidium parishii;Cymbidium eburneum var.parishii: Cyperorchis parishii
ラン科 シンビディウム・パリシー 大形種。ビルマとベトナムにごくまれに分布する、単茎性の半着生種。花は芳香があり、径約10cm、クリーム白色で、唇弁に多数の紫斑が入る。花期は春。
  • Cymbidium pendulum
ラン科 シンビディウム・ペンドゥルム 小形着生種。インド東部からヒマラヤ・中国南部・インドシナまで分布する。花は径3~5cm、明黄色で紫色条線が不規則に入る。C.aloifoliumに含める見解もある。
  • Cymbidium pubescens
ラン科 シンビディウム・プベスケンス 小形着生種。マレーシア・インドネシア原産。花は径3~4cm、花期は夏。C.bicolorと同種とする説もある。
  • Cymbidium sanderae;Cynbidium parishii var.sanderae
ラン科 シンビディウム・サンデラエ ベトナム高地原産の着生種。花は径8cm、萼片と花弁は白色で、唇弁は白色に赤色の斑が素晴らしい。花期は冬~春。
  • Cymbidium schroederi
ラン科 シンビディウム・シュレーデリ 大形種。ベトナム原産。花は径8cm、花期は2月。赤色系の親にされる。
  • Cymbidium simulans
ラン科 シンビディウム・シムランス 小形着生種。インド・雲南から東南アジアに分布する。花期は夏。C.aloifoliumに含める見解もある。
  • Cymbidium sinense
ラン科 ホウサイラン(報歳蘭);ホウサイ;タイワンホウサイラン;ヒロハケイラン(広葉惠蘭) 大形地生種。東アジアの温帯~亜熱帯に広く分布する。花は特有の香りがあり、径5~7cm、紫褐色が基本で、まれに紅・桃・素心もある。花期は冬~春。
  • Cymbidium suave
ラン科 シンビディウム・スアウェ 小形着生種。オーストラリア東部原産。葉は線形で長さ60cm。花は径2.3cm、緑~褐緑色で、非常に濃厚な甘い香りがある。花期は春。
  • Cymbidium tigrinum
ラン科 シンビディウム・ティグリヌム 小形半着生・半地生種。インド・ビルマ・タイ原産。花は大形種並みで径約10cmあり、帯黄緑色で、唇弁は白色地に紫褐色の斑紋がある。花期は5~6月。
  • Cymbidium tracyanum
ラン科 シンビディウム・トレイシアヌム 大形種。タイ北部・ビルマ原産。半着生または着生種。花は径9~11cm、帯黄色地に紫紅色の筋があり、唇弁は明黄色で紫紅色の斑点がある。花期は11~12月。
  • Cymbidium x iansonii
ラン科 シンビディウム・アイアンソニー 大形の半着生種。ビルマ北部とベトナムから、数株のみが発見されている。花期は春。赤色花の交配親として重要。
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